「鳥居」の2本の柱は「受容と自律」


4月1日と5月13日のオープンクラスに空席あります。

Zoom参加も可能です。



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(3月13日の夕日です。)


この何年も(日本の)女性から「鳥居」の夢を見たと報告を受けます。

鳥居は日本特有なものだそうです。

鳥居は神社の入り口・結界を表す門ですから言うまでもありません。

神社は日本固有の宗教である神道の信仰に基づく祭祀施設です。

しかし夢に現れる鳥居は、

日本人にとって宗教という括りではなく、

民族的な原風景のひとつ、心象風景の中にしっかりあるものではないでしょうか。



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そんな改めて考えることのなかった鳥居がどうして女性の夢に現れるのか、

そこを考えなくてはいけないところに来たようです。

鳥居が神社の入り口・結界を表すその象徴性とは、

女性にとってどういうことなのでしょう。

これは男性の女性性にも関係しているといえます。

女性の時代と言われて久しいですが、

その本当のところを私たちはまだ理解できていないのかもしれません。


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コロナ禍を経験した私たちは、

この世を動かす原動力が必ずしも善意によるものだけではなく、

悪意にも満ちていると考えざるを得ないところまで来ました。

この3年余り、

善意と悪意の二極化が著しく鮮明になったとも言えるのですが、

そこに留まるのではなく、

悪意と思われる現象を引き起こしたのも、

自分たちひとりひとりの心が生み出したもので、

この負債を背負わないで済む者はひとりとしていないのです。

コロナ禍はこの事実に向き合うための伏線でしかないのです。

私たちはここまでくるのに、

男性が女性を尊敬の対象として見る文化を育ててきませんでした。

この逆も然りで女性も男性を統合に向かえる相手とは見ないできました。

その反省に立つ必要を夢の鳥居が示唆してくれています。


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詰まるところ自分の中にも悪意があり、

それを認めることで自分の善意がより一層輝きを増していきます。

その意味で善意と悪意はひとつの神性そのものの統合された現象であり、

その結果として現在の混沌があり、

これこそが神意なのかもしれません。


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(19日お昼のソメイヨシノ。)



そこで鳥居に戻るのですが、

人は人生で2度自然発生的にクンダリーニが上昇する時があります。

思春期と閉経期で、

9歳頃の初潮期と閉経時の49歳から始まる創造に向かう更年期です。

この時期が鳥居を潜るときになります。

初潮期は女性が出産に備えて身体を作る時期に当たり、

閉経期は女性という枠を取っ払って魂が人生の望みを生きる時を迎えます。

初潮期は第二チャクラの創造性発動期であり、

これが妊娠に備える時期になります。

閉経期は第5チャクラの創造創世記となり、

女性の身体を肉体の創造(出産)から、

魂の希求による創造(自分独自の人生活動)期に移行します。


創造性は神の御技です。

そこでこの2度の創造期に入るには、

心を整えなくてはなりません。

それが夢の示す鳥居なのです。

鳥居という門とは、

そこに立つ条件を満たしているかどうかのチェックポイントです。

鳥居の夢を見る女性を観察すると良く分かりますが、

実際に閉経を迎えた更年期真っ只中というより、

毎月の身体のケアを終えた後の人生の意義に目が行かず、

戸惑いを覚えながらも、

言い知れぬ開放感がどこからくるのかその希望を探しているように感じます。

女性としての縛りは、

それ自体が喜びでもあり、

苦しみでもあったはずが、

その先にあるはずの望みに確信がないので戸惑いがあります。

この揺れを確認するところが鳥居です。


そこで結界の入り口に立つ心構えとは何かを考えてみましょう。

第二チャクラの創造性の場合は受胎でした。

受胎には精子が必要です。

女性の身体で育った卵子が胎児になるには、

男性の精子を迎え入れなくてはいけません。

自分の精妙な身体の部分を開いて精子を受け入れる女性の心境は、

並大抵な決心では成し得ない覚悟が必要です。

それが鳥居の左側の柱が示す「受容」です。

そしてもう一方の右側の柱は「自分を律する態度が確立すること」です。

これを「自律」と言います。

平たくいえば、

自分の体に精子を迎え入れる責任を負える自分を信じることです。

これで鳥居の下に立てます。

ここから一歩踏み出せば受胎が起こります。

これが第二チャクラの創造性の完了です。


では第五チャクラではどういうことが起きるかといえば、

それまでの人生の全てを受容することです。

それが鳥居の左側の柱になります。

閉経を迎え入れるまでの人生は過酷を極めました。

多かれ少なかれ人生とはそういうものです。

問題がない人生はあり得ません。

魂を磨くための人生だからです。

自分の魂を磨くためにはこの人生を全面的に受け入れなくてはいけません。

それが「受容」です。

「わたしの母(=周り)はいつも面倒なことを要求してくる。

だからわたしは母(=周り)に逆らわずその要求を受け入れている」という姿勢は、

受容とはいえません。

「周りの要求は理不尽である」という自分の正義を振りかざした対応でしかないのです。

これは「受容」ではなく「拒否」です。


鳥居の柱が示す「受容」は、

自分の母親(=周り)が娘(=自分)に不当な要求をするという事実を、

人生の課題として認めることです。

これが「受容」です。

こうした母親の存在(=環境)は自分の課題提供者だというそこを認めるのです。

この受容的態度は積極性がないと持ち得ません。

理不尽な要求に敢然と立ち向かわざるを得ないからです。

母親(=周り)に敢然と立ち向かうというのではなく、

母親(=周り)から提示された問題に立ち向かうということです。


第二チャクラの「自律」は、

自分が女性としての身体で存在していることを受容できた後、

女性の身体で自己表現つまり妊娠に前向きになったとき自律したといえます。

これが鳥居の「受容」と「自律」の2本の柱の意味です。


「自律」は自分のことは自分で決められるということです。

「自立」は金銭的自立を指し、

「自律」は自分を律する権利を確立するということです。

つまり自分の事は、自分で立てた規範通りに自分でやって行くこととなります。

現社会では、「自立」を価値あるものとしますが、

「自律」の方こそ価値ある生き方です。


第二チャクラと第五チャクラには鳥居が立っています。

創造性発揮にはその象徴である「受容と自律」を整えた後、

鳥居を潜れることになります。


この「受容と自律」無くして創造性は発揮できません。

これが「鳥居」の意味です。






by dream-bannai | 2023-03-21 12:33 | 夢の単語解説 | Comments(0)

夢療法とは、自分の夢から自分へのメッセージをひも解き、心の成長を目的に、それを日々に生かしていく療法です。 夢のメッセージをボディ、マインド、スピリットの三方面で受け取り、それを自分の現状に役立てる療法です。


by amanotorifunean
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