10月7日のオープンクラスに空席あります。
ご興味のおありの方は早めにご連絡ください。
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(大空を天使が舞っていますが・・・)
前回あの世とこの世の境目が薄くなっている話をしました。
異次元通信がますます活発になってきています。
最早こんな話がおどろおどろしいとは誰も思わない時代になったのだと思います。
亡くなった祖母が、
「あなたを抱きしめてあげる身体はないのだけれど」というので、
孫娘の方が祖母を抱きしめにいく夢。
双方で気遣いをやりとりしています。
霊としての私たちは思いやりを交換し、
互いが成長できるようにサポートしているのです。
今回の話はとても美しい話です。
この話をしてくださった本人には公にする許可をいただいていませんが、
その必要もないほどにこの話は私たちを勇気づけてくれます。
という事で事後承諾を戴くことと致しましょう。
(潮で太陽が大きく見えます)
先日のオープンクラスでひとりの方が、
「ここで初夢のチェックをしたい」と受講されました。
秋分前の言ってみれば今年の折り返し地点で、
今年の流れを振り返るのは賢明です。
その方は、
「前進しているのかどうかを知りたい」とのことでしたが、
この時点でその方が自信を持って「前進している」と胸を張って言っていると、
その場に居合わせたみんなは思ったことです。
停滞していると自覚があれば、
オープンクラスにはお出でにならないはずです。
何時になくその方はそこはかとなく全身に自信が見えました。
何時もは遠慮がちで言葉少なくむしろ自信なさげなので、
一層その差に目を見張りました。
彼女の夢は感慨深くも淡々と湖を眺め、
左手に二体の像が示す神殿の入り口を目にするというものでした。
これまでの波乱に見えた人生がこうしてみれば、
美しい光景であった事を理解し、
その体験が自分の神性に気付く道を教えてくれるものとなっている事を
納得している姿なのだと受け取っているようでした。
(潮で大きくなった太陽の木漏れ日)
そして話はここから面白くなります。
8月8日のライオンズゲートが最大に開くという日に、
彼女は母親と今までしたことのない大喧嘩をしたのだそうです。
今年は何時になく
この太陽とシリウスと地球が一直線に並ぶことで、
宇宙からの高次元のエネルギーが地球に注がれる強さは特別だといわれています。
このエネルギーは自分の想いを実現させるために、
自分の内面に目を向けるよう促される時期でもあると同時に、
エネルギーの強さでイライラが募り攻撃的になったりもするようです。
彼女たちはこの好転反応をまともに体験したのでしょう。
彼女は50代後半でしょうか。
その母親ですから80代でしょうか。
年齢は確かめていませんが、
母親は認知症を患っているとのこと。
介護は娘の彼女が一手に引き受け、
仕事をしながらここ何年も過ごしてきたようです。
こうした生活ではどちらも遠慮がちになります。
認知症を患っている母親に穏やかでいてほしいと願う娘は、
尚のこといろいろを飲み込むことが多くなるでしょう。
それなのに、宇宙からの光のエネルギーを受けて、
これまでしたことのないような大喧嘩をしたのだそうです。
いままでは罪悪感もあって言えなかった事を、
「いまは言っていいんだ」と言いたかった事を言ってしまったということでした。
その娘に対しお母様も負けていなかったということでした。
「その次の日の朝早く珍しく私の様子を見に、
私の部屋に来たので訳を聞いたら、
母親は、
あなたが死んだ夢をみたので、
死んだかどうか確かめに来た」と、答えたとのことでした。
「認知症なので言ったってわかんないだろうけれど」と前置きをして、
「子離れしたんだよ」って、母親に言ったそうです。
(ちょっと新海誠風の空に富士山)
大喧嘩の時はふたりともハラハラドキドキこれで良いのかと思いながら、
自分を曲げずに頑張ったのだと思います。
これがお互いをブレークスルーさせたのでしょう。
老いて認知症になっても、
学びの体験はできたのですね。
認知症とはどういうものか良くは知りませんが、
人間は誰しも生命ある間は学べる時を与えられていて、
そのチャンスを活かすことができれば、
それが人生を価値あるものにしてくれるのだと分かります。
娘がいなくては1日とてひとりでは生きられないと承知している人にとって、
その死を夢で体験させられる一瞬はどれほどの恐怖だったろうかと推察します。
それを確かめにいく正常さが何とも愛おしくありませんか。
この母親の娘に対する思いがこの事で大きく変わっていくのは想像に難くありません。
何とも美しい話です。
最初にあの世とこの世の境が薄くなっているとお話ししました。
私たちの心は霊として多異次元存在です。
これはあの世とこの世の異次元交流を可能とすると同時に、
自分のパラレルワールド(並行時空)への旅も可能だという事を意味します。
これはタイムトラベルと言われる、
通常の時間の流れから独立して過去や未来へ移動できることも意味すると同時に、
他の魂の多次元存在との交流も可能だということがわかります。
つまりそもそも霊的存在である私たちは何層にもまた多次元的に交流可能で、
このことが双方で学び合え、刺激し合える関係だということも理解できます。
そうなると益々自己の確立、自分を中心における必要が理解できます。
大喧嘩をした母と娘は、
他を思う前に自分の必要を通すことができたので、
ブレイクスルーできたのでしょう。
その時娘の中では、
未来の自分が後押しをしたのだと思います。
これが多異次元存在の魂の活かし方になるのだと思います。
(何時もの散歩道)